
子どもにスマホを持たせたら、知らないうちにゲームで課金されていた。
そんな経験をされた保護者の方は少なくありません。
せっかく格安スマホで毎月の通信費を抑えているのに、子どもの課金で数万円の請求が来てしまったら、節約の意味がなくなってしまいます。
「うちの子に限って大丈夫」と思っていても、子どもは課金の仕組みをよく理解しないまま、ボタンを押してしまうことがあります。
この記事では、格安スマホでも使える課金防止の設定方法を3つご紹介します。
どれも5分程度で完了する簡単な設定です。
今日中に設定を済ませておけば、高額請求の心配から解放されます。
格安スマホでゲーム課金を防ぐ3つの設定とは

子どものゲーム課金を防ぐために必要な設定は、次の3つです。
- スマホ本体の課金制限設定(iPhoneならスクリーンタイム、AndroidならGoogle Playの設定)
- ファミリー管理機能の活用(親の承認がないと課金できない仕組み)
- キャリア決済の上限設定(携帯料金と一緒に請求される課金の制限)
この3つを組み合わせることで、子どもが勝手に課金することはほぼ不可能になります。
格安スマホでも大手キャリアのスマホでも、設定方法は同じです。
なぜ格安スマホユーザーこそ課金対策が必要なのか

月額料金を抑えているからこそダメージが大きい
格安スマホを選んでいる方の多くは、毎月の通信費を少しでも安くしたいと考えています。
月額1,000円〜3,000円程度で利用できる格安スマホは、家計の強い味方です。
しかし、子どもがゲームで課金してしまうと、1回の課金で数千円から数万円が請求されることがあります。
せっかく毎月5,000円以上節約していても、1回の課金で半年分以上の節約が水の泡になってしまうのです。
子どもは課金の意味を理解していないことが多い
大人にとっては「課金=お金を払う」という認識は当たり前ですが、子どもにとってはそうではありません。
ゲーム内で「ダイヤを買う」「ガチャを回す」というボタンを押しても、実際にお金が動いている実感がないのです。
特に小学生くらいの子どもは、画面の指示に従ってボタンを押すだけで課金が完了してしまうことを理解していません。
「欲しいアイテムが手に入る」という喜びだけで、繰り返し課金してしまうケースが報告されています。
一度覚えた課金は繰り返される傾向がある
最初は数百円の課金でも、慣れてくると金額が大きくなっていく傾向があります。
ゲーム会社は課金したくなるような仕組みを巧みに設計しているため、子どもの意思だけで課金を止めることは難しいとされています。
だからこそ、技術的に課金できない環境を作ることが大切です。
iPhoneでゲーム課金を完全にブロックする方法

スクリーンタイムで課金を禁止する手順
iPhoneやiPadをお使いの場合は、「スクリーンタイム」という機能で課金を完全に禁止できます。
設定手順は以下の通りです。
- 「設定」アプリを開く
- 「スクリーンタイム」をタップする
- 「コンテンツとプライバシーの制限」をタップする
- 「iTunesおよびApp Storeでの購入」をタップする
- 「App内課金」を「許可しない」に設定する
重要なのは、スクリーンタイム・パスコードを必ず設定することです。
パスコードを設定しておかないと、子どもが自分で設定を変更できてしまいます。
パスコード設定で子どもの設定変更を防ぐ
スクリーンタイム・パスコードは、子どもが知らない4桁の数字を設定してください。
子どもの誕生日や「1234」のような推測されやすい数字は避けましょう。
パスコードを設定する手順は以下の通りです。
- 「設定」アプリを開く
- 「スクリーンタイム」をタップする
- 「スクリーンタイム・パスコードを使用」をタップする
- 4桁のパスコードを入力する(2回入力して確定)
このパスコードは、親だけが知っているものにしてください。
万が一忘れてしまった場合は、Apple IDを使って再設定できます。
Androidでゲーム課金を制限する方法
Google Playで購入時の認証を必須にする
Androidスマホの場合は、Google Playの設定で課金時に必ずパスワードを求めるようにできます。
設定手順は以下の通りです。
- Google Playアプリを開く
- 右上のアカウントアイコンをタップする
- 「設定」をタップする
- 「認証」をタップする
- 「購入時には認証を必要とする」をタップする
- 「このデバイスでGoogle Playから購入するときは常に」を選択する
この設定をしておくと、課金のたびにGoogleアカウントのパスワードが必要になります。
子どもがパスワードを知らなければ、課金はできません。
指紋認証を活用してより安全に
最近のAndroidスマホには指紋認証機能が搭載されています。
指紋認証を有効にしておけば、課金のたびに親の指紋が必要になります。
子どもの指紋は登録せず、親の指紋だけを登録しておくことで、より確実に課金を防げます。
ファミリー管理機能で親が課金を承認する仕組みを作る
iPhoneの「承認と購入のリクエスト」機能
iPhoneには「ファミリー共有」という機能があります。
この機能を使うと、子どもが何かを購入しようとしたとき、親のスマホに通知が届いて承認するかどうかを選べます。
設定手順は以下の通りです。
- 「設定」アプリを開く
- 自分の名前をタップする
- 「ファミリー共有」をタップする
- 子どものアカウントを追加する
- 「承認と購入のリクエスト」をオンにする
この機能を使えば、子どもが何を買おうとしているのかを親が確認してから承認できます。
完全に禁止するのではなく、適切な課金は許可したいという場合に便利です。
Androidの「ファミリーリンク」機能
Androidには「Google ファミリーリンク」という無料アプリがあります。
このアプリを使うと、子どものスマホの利用状況を親のスマホから管理できます。
ファミリーリンクでできることは以下の通りです。
- アプリのインストールを親が承認する
- 課金を親が承認する
- 利用時間を制限する
- 位置情報を確認する
格安スマホでも問題なく利用できます。
Google Playから「ファミリーリンク」で検索してインストールしてください。
キャリア決済の上限を設定して二重の防御をする
キャリア決済とは何か
キャリア決済とは、アプリの課金代金を毎月のスマホ料金と一緒に支払う方法です。
クレジットカード情報を登録していなくても、キャリア決済が有効になっていると課金できてしまいます。
格安スマホでも、ドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線を利用している場合は、キャリア決済が使える可能性があります。
キャリア決済の上限を下げる方法
各キャリアのマイページから、キャリア決済の上限額を変更できます。
| キャリア | 設定場所 |
|---|---|
| ドコモ回線 | My docomoから設定 |
| au回線 | My auから設定 |
| ソフトバンク回線 | My SoftBankから設定 |
上限を0円に設定すれば、キャリア決済での課金は完全にできなくなります。
必要に応じて、月額1,000円などの低い金額に設定しておくのも一つの方法です。
よくある質問と対処法
すでに課金されてしまった場合はどうすればいいか
子どもが無断で課金してしまった場合、返金を受けられる可能性があります。
iPhoneの場合はAppleサポート、Androidの場合はGoogle Playサポートに連絡してください。
ただし、返金が必ず認められるわけではありません。
返金されたとしても、同じことが起きないように設定を見直すことが大切です。
子どもに設定を解除されないか心配
パスコードを設定していれば、子どもが勝手に設定を変更することはできません。
ただし、パスコードを紙に書いておいたり、子どもの前で入力したりすると、知られてしまう可能性があります。
パスコードは親だけの秘密として、しっかり管理してください。
完全に禁止するのはかわいそうな気がする
お気持ちはわかります。
完全に禁止するのではなく、「ファミリー管理機能」を使って親が承認する形にすれば、適切な課金だけを許可することもできます。
誕生日やお正月など、特別なときだけ課金を許可するという方法もあります。
まとめ:今すぐ3つの設定を確認しましょう
格安スマホで子どものゲーム課金を防ぐ方法をご紹介しました。
必要な設定は以下の3つです。
- スマホ本体の課金制限設定(スクリーンタイムまたはGoogle Playの設定)
- ファミリー管理機能の活用(親の承認制にする)
- キャリア決済の上限設定(携帯会社のマイページから設定)
どの設定も5分程度で完了します。
高額請求が届いてから後悔するよりも、今日のうちに設定を済ませておくことをおすすめします。
設定さえしておけば、安心して子どもにスマホを使わせることができます。
せっかく格安スマホで節約しているのですから、課金トラブルで台無しにしないよう、今すぐお子さんのスマホを確認してみてください。