
毎月のスマホ代、高いと感じていませんか。
家族全員分となると、毎月2万円や3万円を超えてしまい、「もう少し安くならないかな」と思いながらも、なかなか行動に移せない方は多いのではないでしょうか。
「格安スマホに変えたいけど、違約金がかかりそうで怖い」
「手続きが難しそうだし、電波が悪くなったらどうしよう」
「LINEのデータが消えてしまわないか心配」
このような不安を抱えている方に向けて、この記事ではauから格安スマホへ乗り換える際に違約金を実質ゼロにして、即日スマホ代を安くする3つの裏ルートを詳しく解説します。
専門用語は使わず、どなたでも理解できるようにお伝えしますので、ぜひ最後までお読みください。
auの違約金は2022年に廃止済み、ただし「隠れたコスト」に注意が必要です

結論から申し上げます。
auの「違約金」は2022年3月31日をもって原則廃止されています。
つまり、2年契約の途中であっても、解約時に「契約解除料」として請求されるお金はゼロです。
いつ解約しても、この部分での出費はありません。
しかし、安心するのはまだ早いです。
多くの方が見落としている「隠れたコスト」が存在します。
それは以下の3つです。
- 端末の分割残債(スマホ本体代金の支払いが残っている場合)
- 返却プログラムのペナルティ(スマホトクするプログラムなどに加入している場合)
- 二重払い(乗り換えのタイミングによってはauと格安スマホ両方に料金が発生)
これらの「隠れたコスト」を正しく理解し、適切に対処することで、本当の意味で「違約金ゼロ」の乗り換えが実現できます。
この記事でお伝えする3つの裏ルートを活用すれば、毎月5,000円以上の節約も十分に可能です。
なぜauの「違約金ゼロ」だけでは安心できないのか

ここからは、なぜ公式の違約金が廃止されているにもかかわらず、乗り換え時にお金がかかってしまうケースがあるのかを詳しく解説します。
公式の解約金と「実質的な解約金」は別物です
auが廃止したのは、あくまで「契約解除料」と呼ばれる違約金です。
これは、2年契約などの途中で解約した場合に発生していた約1万円のペナルティのことを指します。
しかし、スマホを購入する際に「分割払い」を選んでいる場合、端末代金の支払いは継続します。
これを「端末残債」と呼びます。
例えば、10万円のスマホを48回払いで購入した場合を考えてみましょう。
- 月々の支払い:約2,083円
- 24ヶ月目で乗り換える場合:残り24回分(約5万円)の支払いが残る
この5万円は「違約金」ではなく「購入したスマホの代金」ですので、当然支払う義務があります。
多くの方がこの「端末残債」を「違約金」と混同しているケースが見受けられます。
返却プログラムの「落とし穴」について
auには「スマホトクするプログラム」「スマホトクするプログラム+」「かえトクプログラム」といった端末購入プログラムがあります。
これらは、一定期間後にスマホをauに返却することを条件に、端末代金の一部が免除される仕組みです。
一見お得に見えますが、乗り換え時には注意が必要です。
他社に乗り換える際に端末を返却しない場合、または返却の条件を満たさない場合、最大22,000円程度の「特典利用料」や追加費用が発生することがあるとされています。
これは実質的に「解約金」のような役割を果たしており、知らずに乗り換えを進めると思わぬ出費につながる可能性があります。
タイミングを間違えると「二重払い」が発生します
auの料金体系には、一つ重要な特徴があります。
それは、解約月の料金は日割り計算されず、1ヶ月分まるごと請求されるという点です。
例えば、月の1日に解約しても、30日に解約しても、その月の料金は同じです。
一方、多くの格安スマホは契約初月の料金が日割り計算されたり、初月無料のキャンペーンを行っていたりします。
このタイミングを理解せずに乗り換えると、auと格安スマホの両方に同じ月の料金を支払う「二重払い」が発生してしまいます。
裏ルート1:今のスマホをそのまま使って端末残債を「実質ゼロ」にする方法

ここからは、具体的な裏ルートを解説します。
1つ目は、今お使いのスマホをそのまま使い続ける方法です。
SIMカードだけを差し替える「SIM乗り換え」とは
スマホの中には「SIMカード」という小さなICカードが入っています。
これは、電話番号や契約情報が記録されているもので、このカードを入れ替えることで、スマホ本体はそのままで通信会社だけを変更できます。
つまり、新しいスマホを買わなくても、格安スマホへの乗り換えは可能です。
今使っているauのスマホがそのまま使えれば、端末残債があっても新しいスマホを買う必要がありません。
「端末残債+新しいスマホの代金」という二重の出費を避けられます。
auのスマホはau回線系の格安スマホで使いやすい
auで購入したスマホは、au回線を使った格安スマホで特に相性が良いとされています。
代表的なものとしては以下があります。
- UQモバイル:auのサブブランドで、通信品質が安定している
- povo:auが提供する格安プランで、基本料0円から利用可能
- IIJmio:au回線も選べる老舗の格安スマホ
- mineo:au回線のプランがあり、独自のサービスが充実
これらの格安スマホであれば、auのスマホを特別な設定なしで、または簡単な設定だけで使えるケースが多いです。
SIMロック解除について知っておくべきこと
以前は、auで購入したスマホを他社で使うには「SIMロック解除」という手続きが必要でした。
しかし、2021年10月以降に発売されたスマホは、最初からSIMロックがかかっていない状態で販売されています。
それ以前に購入したスマホでも、SIMロック解除は「My au」というauの会員ページから無料で手続きできます。
店舗で行う場合は手数料がかかる場合がありますので、オンラインでの手続きがおすすめです。
端末残債があっても乗り換えた方が得になるケースが多い
「端末残債が残っているから、払い終わるまで待とう」と考える方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、計算してみると、今すぐ乗り換えた方が得になるケースがほとんどです。
具体例で見てみましょう。
| 項目 | 現在(au) | 乗り換え後(格安スマホ) |
|---|---|---|
| 月々の通信料 | 7,000円 | 2,000円 |
| 1年間の通信料 | 84,000円 | 24,000円 |
| 差額(節約額) | 年間60,000円の節約 | |
仮に端末残債が30,000円残っていたとしても、半年で元が取れる計算になります。
「残債があるから乗り換えられない」というのは、実は大きな誤解なのです。
裏ルート2:返却プログラムの「ペナルティ」を回避して乗り換える方法

2つ目の裏ルートは、返却プログラムに加入している方向けの方法です。
まずは自分がどのプログラムに加入しているか確認しましょう
auの返却プログラムには、購入時期や契約内容によっていくつかの種類があります。
まずは「My au」で自分の契約内容を確認することが大切です。
確認方法は以下の通りです。
- 「My au」にログインする
- 「契約内容・手続き」を選択する
- 「料金プラン・オプション」を確認する
- 端末購入プログラムの加入状況を確認する
プログラムに加入していない場合や、一括払いで端末を購入した場合は、特別な制限なく乗り換えが可能です。
返却してからSIMだけ乗り換える方法
返却プログラムに加入している場合、最もシンプルな方法は指定された期間に端末を返却してから乗り換えることです。
この方法であれば、ペナルティは発生しません。
ただし、手元にスマホがなくなるため、以下のような準備が必要です。
- 格安スマホで新しい端末を購入する(格安スマホには端末セット割引がある場合も多い)
- 以前使っていた古いスマホを再利用する(家に眠っているスマホがあれば活用)
- 中古スマホを購入する(状態の良い中古品を選べば費用を抑えられる)
ペナルティを払っても得になるケースを計算する
返却プログラムのペナルティが発生する場合でも、計算次第では今すぐ乗り換えた方が得になることがあります。
例えば、ペナルティが22,000円だったとしましょう。
- 毎月の節約額:5,000円
- 22,000円 ÷ 5,000円 = 約4.4ヶ月
つまり、5ヶ月目以降はずっとプラスになります。
1年間で考えると、22,000円のペナルティを払っても、約38,000円の得になる計算です。
返却期間まで何ヶ月も待つよりも、ペナルティを払って今すぐ乗り換えた方が、トータルでは節約になるケースは少なくありません。
そもそも返却せずに使い続けるという選択肢
返却プログラムに加入していても、必ずしも返却する必要はありません。
返却せずにスマホを使い続けることも可能です。
この場合、返却による代金免除は受けられませんが、お気に入りのスマホを長く使い続けられるメリットがあります。
端末の残債を払い終えた後も、格安スマホのSIMを入れて何年も使い続けることができます。
裏ルート3:月末近くに乗り換えて「二重払い」をほぼゼロにする方法

3つ目の裏ルートは、乗り換えのタイミングに関するものです。
auの解約月は日割りにならないことを知っておく
前述の通り、auは解約月の料金が日割り計算されません。
月の初めに解約しても、月の終わりに解約しても、その月の料金は同じ金額が請求されます。
これを知らずに月初に乗り換えると、ほぼ使っていないauの料金を丸々1ヶ月分払うことになってしまいます。
月末近くに乗り換えるのがベストタイミング
乗り換えは「月末近く」に行うのがおすすめです。
理想的なスケジュールは以下の通りです。
- 月の25日頃:格安スマホを申し込む
- 月の27日〜28日頃:SIMカードが届く(または電子SIMの設定を行う)
- 月の28日〜30日頃:回線を切り替える
この流れで乗り換えれば、auの料金を無駄なく使い切り、翌月からは格安スマホの料金だけで済みます。
オンライン申し込みなら手数料も無料に
多くの格安スマホでは、オンラインで申し込むと事務手数料が無料になるキャンペーンを実施しています。
店舗で手続きすると3,300円程度かかる手数料が、オンラインなら0円になることも珍しくありません。
また、オンラインでの申し込みには以下のようなメリットもあります。
- 待ち時間がない:店舗のように順番待ちをする必要がない
- 24時間いつでも申し込める:仕事や家事の合間に手続きできる
- ゆっくり比較検討できる:店員さんに急かされることなく、じっくり選べる
MNP予約番号の取得もオンラインで簡単に
auから他社に乗り換える際には「MNP予約番号」というものが必要です。
これは、今の電話番号をそのまま持っていくために必要な番号のことです。
MNP予約番号は「My au」からオンラインで取得できます。
店舗に行ったり、電話をかけたりする必要はありません。
取得手順は以下の通りです。
- 「My au」にログインする
- 「契約内容・手続き」を選択する
- 「MNP予約番号の取得」を選択する
- 画面の案内に従って手続きを進める
予約番号には有効期限(通常15日間)がありますので、取得したら早めに乗り換え先での手続きを行いましょう。
実際の乗り換え手順を具体的に解説します
ここからは、3つの裏ルートを踏まえた実際の乗り換え手順を具体的に解説します。
ステップ1:現在の契約内容を確認する
まずは「My au」で以下の内容を確認しましょう。
- 現在の月額料金
- 端末の分割残債の有無と残り金額
- 返却プログラムへの加入状況
- 契約中のオプションサービス
これらを把握することで、乗り換え時に発生する可能性のある費用を事前に計算できます。
ステップ2:乗り換え先の格安スマホを選ぶ
自分の使い方に合った格安スマホを選びましょう。
選ぶ際のポイントは以下の通りです。
- 毎月使うデータ量:動画をよく見る方は多め、LINEやメール中心なら少なめでOK
- 通話の頻度:よく電話する方は通話かけ放題オプションがあるところを選ぶ
- 回線の種類:au回線を使った格安スマホなら、今のスマホがそのまま使いやすい
ステップ3:必要に応じてSIMロック解除を行う
2021年10月以前に購入したスマホの場合、SIMロック解除が必要な場合があります。
「My au」から無料で手続きできますので、事前に済ませておきましょう。
ステップ4:月末近くにMNP予約番号を取得する
月の20日〜25日頃を目安に、MNP予約番号を取得します。
これも「My au」からオンラインで手続き可能です。
ステップ5:格安スマホに申し込む
MNP予約番号を取得したら、選んだ格安スマホのウェブサイトから申し込みを行います。
必要なものは以下の通りです。
- 本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカードなど)
- クレジットカードまたは銀行口座情報
- MNP予約番号
- メールアドレス
ステップ6:SIMカードが届いたら回線を切り替える
申し込みから数日でSIMカードが届きます。
届いたら、格安スマホの会員ページやアプリから「回線切り替え」の手続きを行います。
切り替えが完了すると、自動的にauとの契約は解約されます。
auに別途解約の連絡をする必要はありません。
ステップ7:新しいSIMカードをスマホに入れて初期設定を行う
古いSIMカードを取り出し、新しいSIMカードを入れます。
その後、格安スマホから届いた説明書に従って初期設定(APN設定など)を行えば完了です。
これで、電話番号はそのまま、スマホ代だけが安くなった状態になります。
よくある不安にお答えします
乗り換えを検討している方からよく聞かれる不安についてお答えします。
LINEのデータは消えませんか
SIMカードを入れ替えても、LINEのデータは消えません。
LINEはスマホ本体に保存されているため、通信会社を変えても影響はありません。
ただし、スマホ本体を新しく買い替える場合は、LINEのデータ引き継ぎ設定が必要です。
LINEアプリ内の「設定」→「アカウント引き継ぎ」から事前に設定しておきましょう。
電波は悪くなりませんか
au回線を使った格安スマホ(UQモバイル、povoなど)であれば、電波のエリアはauと同じです。
今まで電波が届いていた場所では、引き続き同じように使えます。
通信速度については、混雑する時間帯(お昼休みなど)に若干遅くなる可能性がありますが、普段使いには問題ないレベルです。
電話番号は変わりませんか
MNP(携帯電話番号ポータビリティ)を利用すれば、電話番号はそのまま引き継げます。
家族や友人に新しい番号を伝える必要はありません。
手続きは難しくないですか
オンラインでの手続きは、画面の案内に従って進めるだけです。
分からないことがあっても、各社のチャットサポートや電話サポートで質問できます。
また、不安な方は格安スマホの店舗(UQモバイルなど)で対面で手続きすることも可能です。
auから格安スマホへの乗り換えで家計にゆとりを
ここまでの内容を整理します。
auから格安スマホへ乗り換える際の3つの裏ルートは以下の通りです。
- 今のスマホをそのまま使う:SIMカードだけ差し替えて端末残債の問題を回避
- 返却プログラムの「落とし穴」を避ける:返却タイミングを見極める、またはペナルティを計算して判断
- 月末近くに乗り換える:二重払いを最小限に抑え、オンラインで手数料も節約
これらを実践すれば、違約金を実質ゼロにしながら、毎月5,000円以上の節約が可能です。
年間にすると6万円以上、家族4人なら年間24万円以上の節約になるケースもあります。
浮いたお金で家族と美味しいものを食べに行ったり、子どもの習い事に回したり、将来のための貯金に充てたり。
使い道は自由です。
今日から始められる第一歩を踏み出しましょう
「いつか乗り換えよう」と思いながら、なかなか行動に移せない方は多いです。
しかし、先延ばしにすればするほど、本来節約できたはずのお金が流れていってしまいます。
まずは「My au」で現在の契約内容を確認してみてください。
端末残債がいくら残っているのか、返却プログラムに加入しているのか。
これを把握するだけでも、大きな一歩です。
難しいことは何もありません。
今日できることから、少しずつ始めてみてはいかがでしょうか。
毎月のスマホ代が安くなれば、家計にゆとりが生まれます。
そのゆとりは、きっとあなたとご家族の笑顔につながるはずです。