
auから格安スマホへの乗り換えを検討しているけれど、長年使ってきたau IDやデータがどうなるのか気になっていませんか。
毎月の携帯料金を節約したいと思いつつも、「乗り換えたらIDが消えてしまうのでは」「貯めたポイントが無駄になるのでは」という不安から、なかなか踏み出せない方は多いものです。
結論から申し上げると、au IDは格安スマホに乗り換えた後も保持することが可能です。
ただし、一部のサービスには期限付きの引き継ぎ手続きが必要となります。
この記事では、auから格安スマホへ乗り換える際にIDやデータを損なく引き継ぐための具体的な方法を解説します。
正しい手順を知っておけば、安心して乗り換えができ、毎月の通信費を大幅に削減できます。
au IDは格安スマホ乗り換え後も継続して使える

auから格安スマホへ乗り換える際、最も心配されるのがau IDの扱いです。
au IDそのものは、格安スマホに乗り換えた後も削除されることはありません。
au IDはメールアドレスや電話番号とは別に管理されているため、回線契約を解約しても引き続き保持できます。
ただし、注意点があります。
au回線がなくなることで、以下のような制限が発生する可能性があります。
- auかんたん決済の一部機能が利用不可になる
- au PAYマーケットでの特典が変更される
- Pontaポイントの連携に再設定が必要になる場合がある
つまり、au ID自体は残りますが、auの回線契約と紐づいていたサービスの一部は利用できなくなると考えておくのが適切です。
損を防ぐ2つの引き継ぎ法を知っておくべき理由

au IDが残るとはいえ、何も準備せずに乗り換えると損をしてしまうケースがあります。
特に重要なのが、期限付きで引き継ぎが必要なサービスが存在するという点です。
理由1:+メッセージには14日間の引き継ぎ期限がある
auで利用していた+メッセージ(プラスメッセージ)には、MNP転出後に14日間という引き継ぎ期限が設定されています。
この期限内に新しい端末や回線で+メッセージを起動し、利用規約に同意する手続きを行わないと、これまでのメッセージ履歴やユーザー情報が失われてしまいます。
仕事の連絡や大切な人とのやり取りを+メッセージで行っている方は、乗り換え後すぐに引き継ぎ手続きを行う必要があります。
理由2:データ移行は事前準備で成功率が変わる
スマートフォンに保存されている写真、連絡先、アプリデータなどは、適切な方法で移行しないと消失するリスクがあります。
auでは「データお引っ越し」というアプリを提供しており、au IDでログインすることでスムーズなデータ移行が可能です。
このアプリはAndroid、iPhoneの両方に対応しています。
事前にバックアップを取り、正しい手順でデータ移行を行えば、大切なデータを失うことなく格安スマホへ移行できます。
損を防ぐ引き継ぎ法その1:+メッセージの14日以内引き継ぎ

+メッセージの引き継ぎは、以下の手順で行います。
+メッセージ引き継ぎの具体的な手順
- auを解約する前に、旧端末で+メッセージのバックアップを作成する
- MNP手続きを完了し、新しい回線を開通させる
- 新端末に+メッセージアプリをインストールする
- アプリを起動し、利用規約に同意する
- バックアップからデータを復元する
この一連の手続きを、MNP完了から14日以内に終わらせることが重要です。
14日を過ぎてしまうと、ユーザー情報の引き継ぎができなくなり、新規ユーザーとして再登録することになります。
その場合、過去のメッセージ履歴は復元できなくなります。
引き継ぎ時の注意点
+メッセージの引き継ぎで失敗しやすいポイントは以下の通りです。
- バックアップを取り忘れて解約してしまう
- 新端末でのアプリ起動を後回しにして期限を過ぎる
- Wi-Fi環境がなくデータ復元に時間がかかる
乗り換え当日にまとめて手続きを行うか、カレンダーに期限を記録しておくことをおすすめします。
損を防ぐ引き継ぎ法その2:データお引っ越しアプリの活用
auが提供する「データお引っ越し」アプリを使えば、端末間のデータ移行がスムーズに行えます。
データお引っ越しアプリでできること
このアプリでは、以下のデータを移行できます。
- 電話帳(連絡先)
- 写真・動画
- カレンダー
- 発着信履歴
au IDでログインすることで、クラウド上にデータを一時保存し、新端末でダウンロードする仕組みです。
データ移行の手順
- 旧端末に「データお引っ越し」アプリをインストール
- au IDでログイン
- 移行したいデータを選択してアップロード
- 新端末に同じアプリをインストール
- 同じau IDでログインしてデータをダウンロード
この方法であれば、AndroidからiPhone、iPhoneからAndroidといった異なるOS間でもデータ移行が可能です。
乗り換え手続きの流れを把握しておこう
auから格安スマホへの乗り換えは、MNP(携帯電話ナンバーポータビリティ)という制度を利用します。
現在の電話番号をそのまま引き継いで、別の通信会社に移行できる仕組みです。
MNP予約番号の取得方法
MNP予約番号は、以下の3つの方法で取得できます。
| 取得方法 | 受付時間 | 特徴 |
|---|---|---|
| Web(My au) | 24時間対応 | SMS受信が必須 |
| 電話(0077-75470) | 9:00〜20:00(年中無休) | オペレーターに相談可能 |
| auショップ | 店舗による | 対面で相談しながら手続き |
なお、楽天モバイルやUQ mobileなど一部の格安スマホでは、MNPワンストップサービスに対応しており、予約番号の取得が不要となっています。
乗り換え先による手続きの違い
乗り換え先によって、手続きの方法が異なります。
- UQ mobile:MNP予約番号不要(ワンストップ対応)
- 楽天モバイル:ワンストップまたは予約番号方式を選択可能
- その他の格安SIM:従来のMNP予約番号方式が主流
乗り換え先が決まったら、その会社がワンストップに対応しているか確認してから手続きを始めると効率的です。
よくある失敗例と対策
auから格安スマホへの乗り換えで、多くの方がやってしまう失敗とその対策を紹介します。
失敗例1:SIMロック解除を忘れる
auで購入した端末をそのまま使う場合、SIMロック解除が必要なケースがあります。
特に中古端末や、2021年9月以前に購入した端末は注意が必要です。
対策:端末の設定画面で「*#06#」と入力し、表示されるIMEI番号を控えておきましょう。
My auのサイトでSIMロック解除の手続きができます。
失敗例2:APN設定を行わない
格安スマホに乗り換えた後、インターネットに接続できないというトラブルがあります。
これはAPN(アクセスポイント名)の設定が必要なためです。
対策:
- iPhoneの場合:OSを最新バージョンにアップデートすれば、多くの場合自動で設定される
- Androidの場合:乗り換え先の格安SIMが提供するAPN構成プロファイルをダウンロードして設定する
失敗例3:引き継ぎ期限を過ぎてしまう
+メッセージの14日間の期限を忘れてしまい、データが引き継げなくなるケースです。
対策:乗り換え完了日をスマホのカレンダーに登録し、「14日以内に+メッセージの設定を行う」とリマインダーを設定しておきましょう。
auから格安スマホ乗り換え時のID引き継ぎまとめ
auから格安スマホへの乗り換えにおけるID引き継ぎについて、要点を整理します。
- au IDは乗り換え後も保持可能だが、一部サービスは利用できなくなる
- +メッセージは14日以内の引き継ぎ手続きが必須
- データお引っ越しアプリを活用すれば、異なるOS間でもデータ移行が可能
- 乗り換え先によってはMNP予約番号が不要な場合もある
- SIMロック解除とAPN設定を忘れずに行う
auから格安スマホへの乗り換えは、正しい手順を知っていれば難しいものではありません。
事前に引き継ぎ方法を確認し、期限内に手続きを完了させることで、大切なIDやデータを守りながら通信費を節約できます。
毎月の携帯料金が下がれば、その分を他のことに使えるようになります。
この記事の内容を参考に、まずはMNP予約番号の取得から始めてみてはいかがでしょうか。